ニュース一覧
ヘルプ投稿日2017/07/14
丸紅、福井県敦賀市でバイオマス発電所の商業運転開始
福井県敦賀市のバイオマス発電所が商業運転開始丸紅株式会社は7月10日、事業会社の丸紅火力株式会社が100%出資する敦賀グリーンパワー株式会社(2014年12月設立)を事業主体として、この7月1日からバイオマス発電所の商業運転を開始したと発表した。なお丸紅火力は、国内火力発電事業と供給業務、国内火力発電資産の保有、運営等を目的に丸紅が100%出資して2013年12月に設立している。敦賀グリーンパワーは、木質チップを主な燃料としてバイオマス発電事業を行うもので、この発電出力は37MWとなり、年間発電量は一般家庭約7万世帯の電力消費量に相当する。また発電した電力は、同社が100%出資する丸紅新電力…
投稿日2017/07/14
岩谷産業、岡山市にパッケージ型水素ステーションを建設
省スペース化と建設コスト圧縮が可能なパッケージ型水素ステーション2017年7月10日、岩谷産業株式会社は、岡山県内初となる「(仮称)イワタニ水素ステーション 岡山南」(以下、同ステーション)を建設すると発表した。岡山県は、関西と四国、九州を繋ぐ要所であるため、県内の燃料電池自動車(以下、FCV)ユーザーに加え、隣接地域から他地域への移動時の中継充填拠点としても、同ステーションが利用されると期待されるとのことで、2017年度中の完成をめざしている。「(仮称)イワタニ水素ステーション 岡山南」の概要同ステーションは定置式で、主要機器類をユニット化してひとつのパッケージ内に収める方式で、省スペース…
投稿日2017/07/14
東京電力HD、ドイツ大手電力会社と共同で電力直接取引プラットフォーム事業を立ち上げ
先端ITを活用し、ドイツで電力取引事業を展開2017年7月10日、東京電力ホールディングス株式会社(以下、東京電力HD)は、ドイツ大手電力会社innogy社(以下、イノジー社)と共同で、ブロックチェーンを活用した電力直接取引(以下、P2P)プラットフォーム事業(以下、同事業)を立ち上げ、ドイツで同事業を開始したと発表した。イノジー社は、同事業を推進するため、2017年5月にConjoule社(以下、コンジュール社)を設立した。また、東京電力HDは3百万ユーロ(約3.6億円)を出資し、コンジュール社の30%の株式を保有する。なお、ブロックチェーンとは、ネットワーク上で多数のユーザーが暗号化され…
投稿日2017/07/14
ネクストエナジー、低圧太陽光発電所向けモニタリングシステム「ソラジットミニ」発売
低圧太陽光発電所向けモニタリングシステム発売ネクストエナジー・アンド・リソース株式会社は7月10日、低圧太陽光発電所向けモニタリングシステム「ソラジットミニ」の販売を同日から始めると発表した。同製品は、元々高圧や特別高圧の太陽光発電所向けに開発された「ソラジット(R)」を低圧向けに改良した製品となり、シンプルな構造にすることで低コスト化とともに施工が容易となり、低圧の太陽光発電システムに導入し易くなっている。「ソラジットミニ」の特長は、離れた場所でも発電所情報や発電量の他、故障情報等もパソコンやスマートフォンに表示ができることで、特別高圧など大規模システムでの導入実績も豊富にあるという。また…
投稿日2017/07/14
シャープ、ソーラー充電スタンド「LN-CA2A」を世田谷区と神戸市に設置
観光客や施設利用者のスマートフォンなどの充電ニーズや災害時の貴重な社会インフラに対応2017年7月13日、シャープ株式会社は、同社のソーラー充電スタンド「LN-CA2A」(以下、同充電スタンド)を、自治体向けとして初めて東京都世田谷区の「烏山区民センター前広場」および兵庫県神戸市の「メリケンパーク」に設置されたと発表した。今回設置された同充電スタンドは、世田谷区には株式会社アイム・ユニバースが、神戸市には新日本住設株式会社様が寄贈したもので、「メリケンパーク」では7月15日(土)に除幕式が開催される。同充電スタンドは、観光客や近隣施設利用者のニーズに対応する充電スポットや、万が一の災害時の貴…
投稿日2017/07/14
日本気象協会、低コストの洋上風況観測システムを開発
低動揺ブイと燃料電池で安定的にデータを提供一般財団法人日本気象協会は、洋上風況観測システム「BuoyLidar(ブイライダー)」を開発し、システムの有効性を実証するため、7月10日より、山形県庄内沖にて洋上風況の観測を開始したことを発表した。このシステムは、海面の波浪に伴う揺れが少ない低動揺ブイ(Buoy)に、レーザー光の反射波を捉えて上空の風を計測するドップラーライダー(Lidar)を搭載した世界初のシステム。低動揺ブイには、直径20メートルの動揺抑制フィンが装備されており、波浪条件が厳しい海域でも波による動揺を抑えてブイの姿勢を安定的に保つ。電源システムは、長期稼動が可能な燃料電池が採用…
投稿日2017/07/14
セイコーエプソン、フィリピンで約3MWのメガソーラー発電設備を備えた新工場を増設
フィリピンに新工場を増設セイコーエプソン株式会社は7月6日、フィリピンの100%出資子会社Epson Precision (Philippines), Inc.(EPPI)に新工場を増設し竣工した、と発表した。屋根に最大出力約3MWのメガソーラー発電設備を設置エプソンは、経済成長著しいアジア圏、主に中国、インドネシア、フィリピンにインクジェットプリンターやプロジェクターの生産拠点があるが、新興国市場を中心に急成長しているため、今後の生産拡大に向け増産体制を整備した。EPPIでは、新工場の増設により、インクジェットプリンターおよびプロジェクターの生産能力の強化を図った。新工場は、建築面積約53…
投稿日2017/07/13
近畿経済産業局、「地熱発電に対する理解促進事業費補助金」で補助事業者を公募
「地熱発電に対する理解促進事業費補助金」事業者公募経済産業省近畿経済産業局は、平成29年度第3回「地熱発電に対する理解促進事業費補助金」についての補助事業者を公募すると発表した。この補助金は、地熱発電導入を目的に地熱資源開発をしているか、今後開発を予定している地点で実施する地熱資源開発への理解促進のための事業に要する経費を補助することで、開発地点での周辺住民等の地熱資源開発に対する理解の促進を図り、開発推進に資することを目的としている。そして地熱資源開発地点にて、周辺住民等の地熱資源開発に対する理解を促進するため、勉強会等事業、地熱利活用事業、出力5,000kW以上の温泉影響調査等事業の補助…
投稿日2017/07/13
東京農工大学ら、鉛を使用しない安全なペロブスカイト太陽電池を開発
代替原料で太陽電池動作を確認東京農工大学大学院工学研究院の嘉治寿彦准教授、近畿大学理工学部の田中仙君講師らの研究グループは、グアニジンヨウ化水素酸塩とヨウ化スズを用いた新たな非鉛ペロブスカイト太陽電池の作製に成功したことを発表した。ペロブスカイト太陽電池は、現在主流のシリコン太陽電池にせまる高い太陽光エネルギーの変換効率と、安価というメリットによって、次世代の太陽電池として注目されている。しかし、主原料として、人体に有害なヨウ化鉛や、有機物の中でも熱分解しやすいメチルアミンヨウ化水素酸塩などを用いていることが、実用化への課題となっており、近年、それらの代替原料が研究開発されてきた。今回の研究…
投稿日2017/07/13
湘南電力など、小田原市のモデル事業で「電力の地産地消システム」を構築
エネルギーの地域自給を促進湘南電力株式会社、株式会社エナリス、ほうとくエネルギー株式会社は、神奈川県小田原市による「小田原市エネルギーの地域自給の促進に係るモデル事業」に採択され、小田原市と協定を締結したことを発表した。小田原市では、「小田原市再生可能エネルギーの利用等の促進に関する条例」を施行するとともに、「小田原市エネルギー計画」でも、「エネルギーを地域で自給する持続可能なまち」を目指した将来像を掲げ、取り組みを進めている。そして、2017年4月は、再生可能エネルギーを利用し、エネルギーの地域自給を促進するため、省エネルギー効果がより高いと想定される市立幼稚園、小・中学校42施設を対象に…