コラム一覧
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投稿日2015/10/29
執筆者Looop Club運営
日本でも取り入れられている固定枠制とは?
固定枠制とは固定枠制(RSP)とは、再生可能エネルギーの普及を目的に、電気事業者に総発電量に対する一定割合の再生可能エネルギーの発電電力を、利用することを義務付けた制度です。固定枠制のメリット固定枠制には、再生可能エネルギーの普及目標が予測可能であることや、電気事業者に義務を持たせるため補助金の支給が不要なこと、電気の市場価格が適正に保たれること、市場規模の調節が可能なことなどのメリットがあります。日本での導入日本での固定枠制は、2003 年に「電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法」(新エネ利用特措法)として導入されました。対象となる再生可能エネルギーは、太陽光、水力、風力…
投稿日2015/10/28
執筆者Looop Club運営
再生可能エネルギーの導入による経済効果
太陽光発電の経済効果家庭用太陽光発電の設置コストは2010年までは60万円/kw、発電コストに換算して40円/kwhでしたが、11年に入って急速に下がってきました。これは中国や韓国、インド勢メーカーによる安価な太陽電池パネルが導入されてきたことによります。たとえばF社などは4kwタイプのもので29万円/kwであり標準家庭用3.3kwの場合設置費用は96万円です。稼働率が10%とすると年間発電量は3500kwhとなり、そのうち40%が自家消費とし60%が買電(調達価格42円/kwh)とすれば、年間収入は12万円となり、8年で元がとれます。太陽光発電の場合、稼働率が収入に非常に重要な要素となりま…
投稿日2015/10/22
執筆者Looop Club運営
日本における再生可能エネルギーの歴史
太陽光発電の歴史1974年にサンシャイン計画が策定されメーカーによる太陽電池の開発が始まりました。そして1980年頃シリコン単結晶よりも高い電圧が得られるアモルファスシリコンの薄膜太陽電池が開発され、電卓や時計用電源として使われるようになりました。しかし電力用として利用するためにはコストが高く、一般に普及しだしたのは1990年以降のことです。その頃、国からの補助金もあり、大量生産である程度コストが下がり需要が飛躍的に伸びたことで、日本は1999年に太陽電池生産量で世界一となりました。 風力発電の歴史日本の風力発電は、1990年に始まりました。しかし本格的に導入が始まったのは2004年頃です。…
投稿日2015/09/11
執筆者Looop Club運営
世界各国の電気料金はいくら?また発電方法は?
今世界は、化石燃料から自然エネルギーへの転換という難題に取り組んでおります。そうした中で、国や地域によりその足並みは千差万別であり、また原子力依存の割合もさまざまです。こういう発電方式の違いが各国の電気料金に、どう反映されているのか興味深いところです。 電気料金の安い国は電気料金の安い国は、米国、カナダ、韓国で1kwhあたり約10円です。米国は火力発電の割合が高く、燃料の石油を自国で産出しているのが安い要因です。カナダは発電コストの安い水力発電が主力で、全体の6割近くをまかなっています。これには地理的要因があげられます。韓国は安い燃料の石炭と原子力が主力ですが、政府の政策として価格を抑えてい…
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